都留市の多頭飼育崩壊現場から保護しました

都留ボラです🐾
10月も半ばになりだんだんと気温が下がってきましたね。

先日、都留市のとある地域一帯の野良猫調査を行いました。
その際、多頭飼育崩壊の案件が発見され、酷い状態の子猫を保護することになりました。

保護した子たち

動物を飼うということは、命を扱うこと。
飼い主さんはその認識が欠如していて、6畳あるかないかの一部屋のみに11匹の猫。
子猫が8匹、成猫が3匹。
成猫のなかには妊娠中の子もいました。
部屋にはトイレがひとつしかなく、11匹の猫を飼うには不適切な状況でした。

保護した子たちは、健康状態がひどく、猫風邪で目が潰れていました。
そのうちの1匹は、猫風邪による著しい栄養失調で、あと1日遅れていたら、回復できたかわかりません。
その後、保健所や都留市役所と連携を取り、ご家族のお力もあって現場の環境改善につながっています。

ひどい猫風邪の子
この子も目が膿でふさがれて・・・。
涙目になっているのは猫風邪だからです

今回は、このお宅のご家族から直接相談をいただきました。
相談をいただけたことで、改善に向けて動き出すことができましたが、こうなる前に不妊手術を行うなど、相談してくれたら防げた事態です。
保護した8匹の弱々しさや目の状態をみると、可哀想で胸が痛みます。
もう少し早く保護してあげられたらと、やるせない気持ちになります。

これから、子猫たちには医療を施し、健康状態が回復したら里親募集したいと思います。

今回、8匹の子猫達の治療に使用しているお薬は寄付金にて購入したものを使わせて頂いています。
とても有難い事です。
早急に投薬を始められたおかげて、回復しております。
ご支援頂いている皆様、ほんとうにありがとうございます。

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