緊急保護した名無しのチビちゃんの様子
山中湖ボラです。
4日前に緊急保護したチビちゃんはこれまで経験したことがない経過で生き延びています。

ミルクはほとんど飲めず肛門からはその後また1匹ウジが出て排便はなく腸内で出血している様子でした。
普通ならとてもこんなミルクの摂取量では死んでもおかしくない状態なのですが、この子は超省エネモードで生きているみたいなのです。
ミルクをほんの少し飲むともう体力がなくてクタっとなりほとんど仮死状態(にしか見えない)になります。
起きて一瞬パタパタと歩いたと思うとまたパタっと倒れて仮死状態。

病院で確認してもらっても心臓の音や呼吸は異常なし、それほどガリガリの身体でもないと。
ミルクボラさんは何回にも分けてシリンジで本当に少しずつミルクや栄養食をあげてくれています。
不思議ではありますがこの子の身体はこのようにしてなんとか維持していこうとしているのかもしれません。


初めての経験です。
本当に一見、死んでる!としか思えない様子なので怖いです。
今日は保護して初めてミルクの未消化と思える便が出ました。
そしてミルクを嫌がるように抵抗も。
体重はまだミルク時の値ですが実際歯が少し生えているのでもう離乳の時期のはず。
ほかのごはんがほしいのかもしれないのでいろいろあげてみることにしました。
とにかくどんな個性でもいいので生きて少しずつでも成長してくれたらいいと思います。
名前はまだつけてないチビちゃん、頑張れ