県内TNRのトップランナー都留市

先週、都留市内の数ヶ所でTNRを行いました。
都留市は山梨県内でもトップを切ってTNRに取り組んできた行政で、今回も各現場の調査から捕獲、搬送、リターンまで全ての工程で市役所側が主導権を持ってTNRを行いました。
私達ボランティアは捕獲器の貸し出し、捕獲のお手伝い、捕獲後の猫のお世話など、多くの手が必要な現場と個人かの依頼があった小規模な現場に対応するという形で協働体制。
行政、ボランティアそれぞれの得意な分野を担当する形での無駄のない協働作業ができました。

都留市TNRの捕獲現場

多頭飼育現場への餌やりなどで、周辺住民からの苦情がある場所など、デリケートかつ規模の大きな現場は、どうしても住民の方にTNRの必要性を理解してもらい、協力を仰いでの実施となるので、市役所担当職員が自治会と綿密に話し合った上で計画を立て、私達ボランティアが協力するという方法を取ります。

口コミも含めて都留市は市民への周知も進んできており、このような分業が上手く機能して、効率よく作業が進んでいます。

とはいえ、まだまだ猫の数は底なしです。

都留市に限らず、野良猫への餌やりや糞尿被害などは、問題の発生している自治会ごとにある程度の情報をまとめて、各市町村役場の担当部署に相談してください。
小さな案件でも一人で抱え込まないで下さい。
もし、市町村役場の担当窓口で断られたら、地域のボランティアを探して話をしてみて下さい。

「山梨ねこボランティアネットワーク」は、公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加している「都留市」をはじめ「大月市」「富士河口湖町」と協働してTNRを行っています。
どうぶつ基金が発行する「さくらねこTNR無料不妊手術チケット」によって行った不妊手術費用は、全額どうぶつ基金が全国の善意の方々からのご寄付により負担してくださいます。

http://www.doubutukikin.or.jp/activity/campaign/story/ 

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