さよならポコちゃん

保護猫がまた1匹永眠しました。
ポコちゃん、推定18歳。

ポコちゃんはある日子猫を連れて一人暮らしの方の家に現れました。
それからその方は親子を避妊手術して庭でエサやりをしてかわいがっていました。
しかし隣の住人から猫が外にいるだけで迷惑だと苦情が何度もあり、猫への危害を恐れて仕方なくこちらに託されました。

ポコちゃん

きちんと避妊手術をしてたった2匹の猫を飼うことが迷惑と言う。。。
残念ながら実際このような人はけっこういます。
もちろん好みは自由ですが少なくとも社会的に愛玩動物と認められているものについてはもう少し寛容であってほしいものです。
そしてそれらに危害を加えた場合はきちんと動物愛護管理法を適用して処罰するべきですが現実にはよほどの証拠がない限り警察は捜査もしません。
悪意の人はそれを知っているので違法行為も無くならないのが現状です。

それなので苦情等で危機を感じた飼い主さんがやむなく猫を避難させる(公的な場所はないので)ことでボランティアが抱える猫はどんどん増えていきます。
ポコちゃんも飼い主さんも寂しい思いをしながら3年間を過ごし、そのまま最後のお別れになりました。
病気もなく老衰で本当にポックリと急死したことがせめてもの救いです。

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